発達障害者支援法

発達障害者支援法(はったつしょうがいしゃしえんほう)とは、自閉症、アスペルガー症候群などの広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥・多動性障害などの発達障害をもつ人への公的な支援についての法律です。

平成16年12月10日法律第167号、平成17年4月1日施行と比較的新しい法律です。早くから支援体制が整備されてきた身体障害や知的障害、精神障害とは異なり、発達障害についての法整備は遅れていました。

発達障害者支援法は、発達障害に対する国や自治体による社会福祉制度整備を進め、発達障害の早期発見・自立や社会参加を促すものとなっています。

自閉症

自閉症(じへいしょう)とは、「言葉の発達の遅れ」「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「パターン化した行動、こだわり」などの特徴をもつ障がいです。

自閉症は3歳までには何らかの症状がみられます。また、自閉症の半数以上は知的障がいを伴います。知能に遅れがない高機能自閉症も見られます。

程度が軽くても自閉症と同質の障がいがある場合、自閉症スペクトラムと呼ばれています。