微細運動(びさいうんどう・英:fine motor skills)とは、手指を使用するような微小な筋肉のコントロールを求められる運動です。微細運動技能とも。
字書(字を書く)、描画(絵を描く)、工作、ボタンはめ、手先を利用するパズルなど、つまんだりひっぱったり、指先を使って細かな作業を行う運動です。
手足をばたつかせたり、寝返りをうつなど、腕や足、胴の大まかな動きによる粗大運動とは対照的な運動です。
微細運動には粗大運動よりも高度な知能の発達や技能が必要です。乳幼児は粗大運動からしだいに微細運動をするように発達していきます。
児童発達支援や放課後等デイサービスでは、発達障がいを持つ子どもさんの発達支援のための早期療育プログラムの一環として微細運動の遊びなどが取り入れられています。