1 目的
利用者等の行方不明事故に即座に対応できるよう、行方不明事故対応マニュアルを策定する。
2 対応指針
(1) 利用者の行方不明事故について、ドリームケアデイサービスセンター茨木が中心になり、一般社団法人 泉友福祉会全体が、事前体制の確立並び緊急時及び事後の対応を適切に行うものとする。
(2) 緊急時においては、管理者が速やかに状況を把握するとともに一般社団法人 泉友福祉会 代表理事小泉信太郎に報告し、対応策を協議する。
(3) 解決に向けて多数の調整等が必要な場合には、代表理事を事務局長とし対応策について協議する。
(4) 他施設においても起こりうる事例については、原因究明後、各施設に対して発生防止に向けた注意喚起を行うものとする。
3 具体的対応
(1) 事前体制
次の事項等について周知徹底するとともに、行方不明事故が発生した場合に備え、連絡体制を日頃から点検しておく。
1 普段から利用者の行動傾向等を常時把握出来る体制整備に努めること。
2 事故の発生時に、必要な情報が、スタッフに迅速かつ的確に伝達できる体制を確立すること。
3 警察署、消防署、医療機関、茨木市障害福祉課との連携を密にし、事故発生の際の情報伝達や情報提供等が円滑に行える体制を確立すること。
④ 日頃から、地域住民等との連絡を密にし、事業所の状況や利用者の実態を認識してもらうよう努めるとともに、事故発生の際の対応が円滑に行えるよう、協力体制を確立すること。
(2) 緊急体制・事後体制
行方不明事故が発生した場合の対応方法については、下記のとおりとする。
・対応方法について(項目や実施順序は、調整するものとする。)
①管理者に状況を報告する。
②利用者の人数確認を行う。
③事業所スタッフが手分けして捜索する。
(事業所に1名待機)
④ 家族等、心当たりの所へ連絡し、所在を探索する。
⑤警察、消防署に通報し、捜索を依頼する。
茨木警察署TEL : 072-622-1234
茨木消防署TEL : 072-622-6955
⑥地域住民やボランティアに、捜査への協力要請を行う。
⑦障害福祉課に連絡する。
⑧地域基盤推進課に報告する。
⑨必要に応じて対策会議を開催し、対応について協議する。
⑩管理者等は、家族に謝罪するとともに、捜査に協力した地域住民・ボランティア等に対してお礼に伺う。
⑪原因を究明し、事故防止の徹底を図る。
4 原因究明と再発防止
(1) 原因の究明
・一般社団法人 泉友福祉会は、関係機関と連携のうえ、指導監査を実施する等により事故の原因究明を行う。
(2) 再発防止の指導
・一般社団法人 泉友福祉会は、当該事業所に対し、事故の再発防止のために必要な措置を講ずることを指導する。